美味しいお米の食べ方
お米の正しい保存方法や炊き方をご存知ですか?
正しい知識を知って、もっと美味しくお米をいただきましょう!
お米には正しい保存方法や炊き方がございます。これらを知っていないと損するでしょう。もちろんいい品種はそれらを意識せず普通に食べても美味しいです。しかし、正しい知識をもって保存し炊くことで今まで味わったことがない極上のお米を食べることができます。
保存方法について
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01 直射日光や湿度の高い場所を避ける
温度が20℃を超えるとコクゾウムシという虫がお米につきやすくなります。また、湿度の高い場所に保存をし続けるとお米が酸化し、旨みがなくなってしまいます。冷暗所等で他の臭いが移らない場所を選んで保存してください。流し台の下など湿度の高い場所は、保存場所としてはあまりお勧めできません。
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02 密閉性の高い容器に入れる
密閉性の高い容器に移しましょう。購入時のお米の袋には、通気口として小さい穴が開いている可能性があります。このままだとお米が酸化してしまいます。
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03 できるなら冷蔵庫で保存がベスト!
お米は常温で保存するより、冷蔵保存のほうが適しております。そのため、なるべく冷蔵庫で保存するのがいいでしょう。この際はお米が酸化しないようにするのと、ほかの食材の臭いがつかないように密閉性の高い容器にいれましょう。
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04 長期間の保存は避ける
お米を長時間ストックするのは避けましょう。1か月を過ぎ始めると、旨みが失っていきます。
お米は『生鮮食品』なんです!
お米は他の農作物と同様で「生鮮食品」です。大量購入して長期期間保存をしていると日に日に鮮度が落ちてしまい、旨味が損なっていきます。そのため、できれば1ヶ月で食べきる量をご購入するのがベストです。
お米のおいしい炊き方
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STEP01 しっかり『計量』する
ステップ1は計量カップを使用してしっかりお米を計ることです。すりきりでぴったりと計ってください。
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STEP02 お米を『研ぐ』
ステップ2はお米を研ぐことです。お米には玄米を精白したときに出るぬかが付着しています。この付着しているぬかを冷水で洗浄をし、研いでください。
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STEP03 正しい水の量で『浸水』させる
ステップ3はお米を水で浸します。炊く前に水に浸すことで、お米の芯まで水が浸ります。水を含んだお米は、ふっくらと炊き上がります。最低でも30分浸しましょう。
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STEP04 炊きあがり後に『蒸らす』
ステップ4は蒸らす作業です。炊きあがったあとは10~15分間フタをとらずに放置して蒸します。その際蒸しすぎには注意してください。 お米を蒸すか蒸さないかでも味が変わりますので、時間に注意しながら蒸してください。
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STEP05 蒸らし後に『ほぐす』
ステップ5はお米をほぐします。底のほうからお米をはがすように混ぜます。 お米が空気に触れることで、余分な水分は飛びます。この作業を行うことで、味を均一化することができます。
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STEP06 美味しいごはんの出来上がり!
ステップ1からステップ5はしっかり行うことで美味しいごはんが出来上がります。ぜひ極上のお米を堪能してください。